以前、テレワークが始まった際にテレワークのメリットデメリットをまとめた記事をご紹介しました。
テレワークの11のメリットと9のデメリットを教えます
デメリットもありますが、メリットも多く、コロナが落ち着いてきても利用していけるかどうかが企業として成長できるかの大きな鍵となる仕組みだと思っています。
そして、利用者からみると、家にいながら仕事ができるというのはありますが、誘惑も多くサボってしまう事もあると思います。そのサボってる実態に関して企業側はサボっているかがわかるか?について、お答えしようと思います。
結論から言うと、環境次第でサボっているかはわかります。
サボっているのが、何故わかるかですが、大半のクライアントPCについては操作を監視するためのツールが導入されています。そういった、クライアントPCの情報を管理する製品の事を資産管理製品と言います。私の得意分野のJP1製品を例に紹介すると「JP1/IT Desktop Management2 」という製品が、各クライアントPCからの情報を収集する事が可能です。収集する情報の中には「操作ログ」というものが含まれています。
この、「操作ログ」とはどういうものか?というと、いつ、どのクライアントPCが、どういった操作をしたか、を記録しています。例えば、「〇〇というファイルを開いた」、「ブラウザでこのURLを開いた」などなど。基本的な操作は大体記録されています。
そのため、動いていない時間が長時間続けばほぼサボりと判断できます。短時間であればトイレにいっていたり、喫煙したりなど多少の休憩をしていても起こりうるケースなので、とくには問題ないと思います。
資産管理製品は、こういった「操作ログ」もそうですが、導入されているフリーツールや、起動時間、OSのアップデート状況なども収集・管理する事ができます。なので、それなりな規模の企業であれば大半は導入されていると思います。
なので、基本はフィルタリングなどで、サイト自体へのアクセスを禁止しているとは思いますが、18禁サイトなどにアクセスしたかもバレてます。バレてますがほとんどの企業は全部の操作ログを追いませんし、そういったことで社員を責めて辞められる方が損失なので、あまり咎めたりすることはないと思います。抑止力というやつですかね。
有名なところですと、藤原竜也さんがCMで紹介されている「sky sea」という製品も資産管理製品です。資産管理製品の中でも有名かつ高性能ですね。多くの企業が導入されています。
もし、自分のPCにそういった資産管理製品が導入されているかがわからないから知りたいという方は、PCをキッティングする際にどういった製品を入れたか?を気にしてみるといいです。他の方がキッティングされているとわからないかもしれませんが。インベントリ情報が~みたいなのがあったら大半は資産管理製品です。
ただ、PCの操作さえしっかりしていれば他は何してもバレないです。例えば、別の端末で動画を見たりする。音楽を聴くなどはバレません。なので、別の端末でのながら仕事をするというが一番丸いとは思います。とはいっても、効率は落ちますけどね。
最近、私も気づきました。会社行くと仕事するしかないから仕事しますね。家だと他の事をやる時間もあるので、効率は間違いなく落ちます。落ちてもスケジュール通りにタスクを完了させられるかが大事です。早くタスク完了しても、次のタスクが増えるだけで、自分に対してのメリットがほぼないですからね。倍の量捌いたら、もらえるお金が増えるとかなら、テレワークでも効率落ちないように業務すると思うんですが、中々そういう企業はないと思います。IT企業であれば特に。
今後、テレワークが主流な世の中になり、評価の仕方も変えていかなければならないという風潮ができれば、私としては嬉しい限りです。
少し、話はそれてしまいましたが、資産管理製品が導入されているか?がサボりを特定する事が可能な要素です。導入されていないのであればサボっていても特にバレませんので、安心してサボってください。いや、仕事は終わらせられるようにうまい具合にサボってください。