今回はJP1ネタ。一応結構知ってる方だと思います。今回は初心者向けの小ネタです。
最近何かPC重いなと思ってたんですが、ローカル環境に評価版のAJS manager入れていたの忘れてました。
(タスクマネージャ見ればすぐわかることなんですけど)
Windows環境限定の話ですが、JP1はJP1/BaseをインストールするとManager製品を自動起動するようにあらかじめ設定されてます。
何でコントロールしているかというと、「JP1/Base Control Service」というサービス。
コマンドラインで見てみます。
JP1/Base
JP1/Base Control Service ★こいつ。
JP1/Base Event
JP1/Base LogTrap
bootした際はこいつが最初に起動し、各サービス起動していきます。起動する対象のサービスに関しては「Jp1svprm.dat」というファイルに記述があります。
このファイルは、インストール時に導入ディレクトリをデフォルトで起動した場合は以下に作成されます。
C:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1Base\conf\boot\Jp1svprm.dat"
変更した場合は以下です。
[インストール先フォルダ]\conf\boot\
クライアントPCでManager製品では普段業務では利用しない(評価版での検証メイン)と思うので上記で説明したファイルを編集して
コメントアウトしてしまいましょう。※管理者権限が必要。
[Jp1IM-Manager]
Name=JP1/IM-Manager
ServiceName=JP1_Console
StopCommand=jco_spmd_stop.exe
↓IMをコメントアウト
#[Jp1IM-Manager]
#Name=JP1/IM-Manager
#ServiceName=JP1_Console
#StopCommand=jco_spmd_stop.exe
[Jp1AJS2]
Name=JP1/AJS2
ServiceName=JP1_AJS2
StopCommand=jajs_spmd_stop.exe
↓AJSをコメントアウト
#[Jp1AJS2]
#Name=JP1/AJS2
#ServiceName=JP1_AJS2
#StopCommand=jajs_spmd_stop.exe
ちなみに、JP1の全ての製品の記述があるわけではありませんが、記載すれば起動する事ができます。
ただ、「JP1/Base Control Service」が管理している時間が増加するため場合によってた監視タイムアウトが発生し、エラーが出ることがあるので注意してください。